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how to
メリット・デメリットは?失敗しない
トレーラーハウス選び
Question
皆さんは
トレーラーハウスって
どんなものか
ご存知ですか?
近年震災時の仮設住宅として使用されてニュース等でもとりあげられたため、
その名前を聞いたことがある人は多いと思います。そして知名度と同時に、
トレーラーハウスに住んでみたい!という声も増えてきています。
トレーラーハウスやタイニーハウス、フラットハウスといった
「小さな家」での生活という、新しいライフスタイルが広まりつつあるんです。
でも、実際にトレーラーハウスってどんなものなんだろう?
本当に生活をしていけるんだろうか?
トレーラーハウスでの生活におけるメリット、デメリットってなんだろう?
そんな疑問にお答えします!
まずはじめに、根本的な疑問。
そもそもトレーラーハウス
ってなに?
その答えは…?
トレーラーハウスは
「移動可能な建物」
です!
住居用として作られたトレーラーハウスはお風呂・キッチン・トイレ等の生活に必要な設備を備えており、 しかもそれらは一般住宅と同じものを使用しています。
コンセントも一般住宅と同じものがついておりますので、エアコンや冷蔵庫なども家電量販店で買えるものが使用できます。
トレーラーハウスだからと言って特別なものを用意する必要はありません。
断熱材も住居で使用されているものと同等ですので、室内に入ってしまえば一般住宅と変わりはありません。
住居用以外に、店舗やオフィス、サロンや休憩所といった多用途で活用することができるのも、トレーラーハウスのメリットです。
tips
トレーラーハウスの大きさは、いくつか選択肢がございます。
長さは5.7〜11m・幅2.5m〜3.2m、畳数にして最大約21畳というものもあり、単身はもちろん、2人以上での暮らしにも十分対応可能です。
トレーラーハウスの最大のメリットは
「車両扱い」にできるということ。車両扱いになることで、
様々なメリットを受けることができます。
トレーラーハウスを
「車両扱い」にするための条件
トレーラーハウスを車両扱いする条件とは、トレーラーハウスを建築物に該当しないとする条件のことを指します。
それは、日本建築行政会議「車両を利用した工作物」にある建築物に該当しない条件のことです。
トレーラーハウスが
建築物に該当しない
(=車両扱いになる)
ための条件
-
随時かつ任意に移動できる状態で設置し、それを維持継続すること
-
土地側のライフラインとの接続が工具を使用しないで着脱できること
-
適法に公道を走れること
example
一般社団法人
トレーラーハウス協会の
設置一例
一般社団法人トレーラーハウス協会の資料「トレーラーハウス設置について」より
トレーラーハウスの取り扱いについて、いくつかの項目が記載されております。
車輌本体・構造について
車輪が取り外されていないこと。
また車輪が走行可能な状態に保守されていること。
車輸以外のもので地盤上に支持されている場合、その支持構造体が工具無しで取り外しができること。
「階段」「デッキ」が独立した構造体でありトレーラーハウスの移動に支障がない規模・構造であること。
インフラ・設備などについて
給水管の接続方法が工具無しで着脱できる方式であること。
排水管の接続方法が工具無しで着脱できる方式であること。
電気配線の接続方法が工具無しで着脱できる方式であること。
ガスボンベがトレーラーハウスに積載されているか、またはレンチのみで簡単に着脱できること。
エアコン等の室外機がトレーラーハウスに積載されていること。
通信回線の接続方式が工具無しで着脱できる方式であること。
※写真は光回線用光コンセントの例
車輌本体・構造について
トレーラーハウスの設置場所から公道へ至る搬入通路が確保されていること。
トレーラーハウスの進行方向に固定された障害物がないこと。
適法に公道を移動できたことを公的な書類で証明できること。
※車検証または基準緩和認定書等
所有地に設置できる?など、
トレーラーハウスの設置条件などについて
詳しく聞きたい方は、
お気軽にお問い合わせください。
建築物ではなく
車両扱いにできるトレーラーハウス。
そのメリット・デメリットとは?
車両扱いであることのメリット
1
建物が建てられない
土地にも
置くことができます!
車両扱いのため、市街化調整区域などの建物を建てられない土地にも納車が可能です。建築確認や基礎工事の必要も無く、イニシャルコストが削減されます。
また、借地にも置くことができ、土地を返却する際には上物だけ別の土地への移動が可能です。
もちろんその土地でライフラインの接続をすることもできます!
※自治体によりますので、詳しくは各自治体、トレーラーハウス会社へお問い合わせください。
2
車両扱いだから
固定資産税がかかりません!
トレーラーハウスは不動産ではなく動産の車両扱いとなるので、固定資産税や不動産取得税の対象外です。
車検付きのトレーラーハウスでは、自動車税がかかるものもありますが、サイズによっては固定資産税も自動車税もかかりません。
ランニングコストがかからない、という点は大きなメリットですね。
※車としての諸条件を満たすことで建物としての固定資産税がかかりません。その他、固定資産税については各自治体により異なるケースもございます。
3
移動が容易です!
トレーラーハウスにはタイヤがついているため、牽引車につなげばすぐに移動可能です。
道さえあれば全国に移動ができるので引っ越しや、もし不要になった際には中古での販売など幅広い対応ができ、取り壊しのコストや手間も不要です。
4
タイヤには免震機能も!
地震時には車は横転や倒壊しづらいですよね?
それは 車は建築と違い基礎と固定されていないからなんです。
また、タイヤが免震としての役割を果たすため地震の揺れによるトレーラーハウスの倒壊のリスクが低くなっております。
※傾斜のある設置場所によっては水平を保つために、タイヤが接地していない場合もございます。
車両扱いであることの
デメリット
1
車高の高さ
トレーラーハウスにはタイヤがついているため、その分どうしても一般住宅よりも床・入り口の位置が高くなります。建物と比較するとトレーラハウスは床下に空間があるために多少の揺れがあります。
また、風の強いところに置くとすると床下を風が抜けるため、床が多少冷えることがあるかもしれません。
この問題は、ウッドデッキなどで床下部分に壁を作るように覆ったり、床にカーペットを敷くなどすれば緩和されると考えられます。
タイヤ分の高さがあるため
階段やウッドデッキが必要となります。
階段やウッドデッキを取り付ける際には、トレーラーハウスと固定しない等、動かせる状態にしておかなければいけません。
2
道が無いと納車ができない
トレーラーハウスは牽引車と連結して現地へ納車するため、道が無いところへは納車ができません。
道があっても、トレーラーハウスが通れないほど細い道ではやはり納車が困難なことも。
そういった判断は一般の人では難しいため、トレーラーハウスを置きたい土地があれば、トレーラーハウスのプロに相談してみたほうがいいでしょう。
3
2階建てにできない
トレーラーハウスは車両と同様に走行時の高さ制限があります。ですので、住宅の2階建てのような高さのトレーラーハウスは車両としての規定に収まらなくなってしまいますの走行ができません。
しかし走行時の高さ制限内でのプランニングによっては、トレーラーハウスならではの活用方法もございます。
トレーラーハウスと
コンテナハウスの違い
トレーラーハウス | コンテナハウス | |
---|---|---|
基礎工事・ 建築確認 |
不要トレーラーハウスは建築物ではないため、基礎工事や建築確認は不要です。 | 必要コンテナハウスは建築物ですので基礎工事や建築確認が必要です。 |
市街化調整区域 への設置 |
可能トレーラーハウスは建築を建てることができない「市街化調整区域」や「建ぺい率」の関係で建物を建てることができない土地にも設置することが可能です。 | 不可能 |
固定資産税 | 不要トレーラーハウスには固定資産税が不要ですので、ランニングコストを抑えることができます。 | 必要 |
※条件によっては上記と異なる場合もございます。
もしかして、
キャンピングカーと変わらない?
トレーラーハウスと
キャンピングカーの違い
ここまで読んでいただいて、トレーラーハウスって要するにキャンピングカーと同じでしょ?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
確かにキャンピングカーも生活設備が整った、タイヤのついた家と言えるかもしれませんが、トレーラーハウスはキャンピグかーと決定的に異なる「大きな違い」があります。
その違いとは…
トレーラーハウスは
「建物と同等の
ライフラインが接続
できる」ことです。
トレーラーハウスは、常に移動し続けることを前提としたキャンピングカーとは異なり、 ある程度の期間、一定の場所に定住し続けることを目的としています。
なので水道や電気などのライフラインを接続することが可能なんです。(接続方法には一定の決まりがあります)トレーラーハウスが「タイヤのついた家」と言われる所以がわかりますね。
tips
トレーラーハウスは様々な許認可の取得も可能です。
一定の条件はありますが、トレーラーハウスは通常の建物と同じように事業等に必要な各許認可を取得することが可能です。
※設置場所の自治体によって取得の判断の相違がある場合もございます。
トレーラーハウスのことなら、
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トレーラーハウスの
「まとめ」
- 一定期間、一か所の土地に定住することを目的として作られている
- キャンピングカーと違い、ライフラインの接続も可能
- タイヤがついているため「車両扱い」にできる
- 建物が建てられない場所に置くことができ、固定資産税は必要ない
車両としての
トレーラーハウスが
選択肢を広げます!